陸ののりもの
未来の鉄道
軌間可変電車(フリーゲージトレイン)
未来ののりものとしてきたいされているものに、軌間可変電車(きかんかへんでんしゃ)、リニアモーターカーの2つがあります。
軌間可変電車は、軌間(レールの間かく)の広さに関係なく走行することができる電車です。日本には4種類の軌間があり、軌間のちがう線路には、同じ電車を走らせることができません。
軌間可変電車は、左右の車輪の間かくを変えることができるので、軌間のちがう線路を走ることができます。
 
トラン
横浜高速 県庁前駅(仮称)完成予想図
軌間可変電車
写真提供:(独)鉄道建設・運輸施設整備支援機構、(財)鉄道総合技術研究所
軌間を変えるしくみ
軌間可変電車が軌間(レールの間かく)を変えるためには、軌間可変台車と軌間変換軌道が必要です。現在開発中のものは、軌間可変電車が案内用のレールの上をつうかすると、左右の車輪の間隔が軌間にあわせて自動的に変更され、軌間のちがう線路を走ることができるようになるものです。
 
トラン
横浜高速 県庁前駅(仮称)完成予想図
横浜高速 県庁前駅(仮称)完成予想図
リニアモーターカー(超電導リニア)
リニアモーターカーは、正式名称を超電導磁気浮上式(ちょうでんどうじきふじょうしき)鉄道といい、超電導磁石(ちょうでんどうじしゃく)(強い磁石)から発生する磁力を用いて、浮上しながら高速で走る鉄道です。
在来の鉄道がレールの上を車輪で走るのに対して、リニアモーターカーは浮上して走るため、時速500kmというとても速いスピードで走ることができます。未来ののりものとして、大きなきたいがあつまっています。
 
トラン
横浜高速 県庁前駅(仮称)完成予想図
リニアモーターカー(MLX01)試験車両
写真提供:(財)鉄道総合技術研究所
リニアモーターカーのしくみ
みなさんは、理科の授業で、じ石のS極とN極が引き付けあったり、N極どうしやS極どうしが反発したりするのを見たことがあるのではないでしょうか?リニアモーターカーは、じ気の引きつけあったり、反発しあう作用をうまく利用して、車体を浮上させて前方に進みます。
 
トラン
横浜高速 県庁前駅(仮称)完成予想図
前に進む仕組み
横浜高速 県庁前駅(仮称)完成予想図
車体が浮かぶ仕組み
現在、山梨のリニア実験線先行区間にて、さまざまな実験を重ねています。
横浜高速 県庁前駅(仮称)完成予想図
実験線